【使用3ヶ月目】13歳の中学生によるM1チップMacBook Proのレビュー。ほかのMacとの比較も載せてます。
こんにちは。yutaです。
今回はMacBook ProのM1チップモデルをレビューしていこうと思います。
スペック
メモリ
レビューが出回っていない中で購入したので不安でした。とりあえず不安なのでメモリは16GBにしました。動画編集者やクリエイターには16GBが必要だと思いましたが、さすがはM1チップ、予想に反して8GBでも十分だったと思います。というかProの8GBメモリを購入するくらいだったらAirでもいい。11万から買える。
これからは一般的なユーザーは8GBでも十分かもしれない。では32GB以上は誰に必要なのだろうか。個人的にはPremiere Proで4Kの超重い動画を編集するなら必要かもしれない。
SSD
これはケチらない方がいい。絶対に。もうすでに128GB以上使ってます。サブ機としての用途なら256GBでもいいかもしれませんが、メイン機として使う、日常的に使う機会があると言った人は512GBがいいと思います。僕は512GBにしました。
動画編集などクリエイティブな用途で購入するなら1TB以上が良いでしょう。2TBでも足りない人もいそうなので、そういう人は上位機種を待ちましょう。(ここまでヘビーユーズする人は上位機種でないと満足できないかも。)
CPU
ご存知Apple M1チップです。これが想像以上にすごいものでした。なんとGeekBench 5のスコアは以下の通りです。
僕の環境で測定したので他の方とは少しずれがあるかもしれませんが参考にしてってください。
というかマジで驚異的なスコアが出ましたね!!Core i7-1165G7(シングル:1314・マルチ:5874 / cpu-monkey.comより)を上回っています。Core i7-1165G7は大体20万くらいのWindowsPCに多く採用されています。僕のMacBook Proは税込で192,280円でした。Windowsと同等以下の価格でより美しいデザイン、より高いスペックなどが手に入ると思うとMacなのにかなりコスパが良いと言えるかもしれません。
iMac27インチにも採用されているCore i7-10700K(シングル:1358・マルチ:9034 / cpu-monkey.comより)にはシングルコアでは勝利、マルチコアもM1に近いです。このiMacは最低でも27万はします。正直高いですよね。
そして同等のスペックをMacBook Pro16インチで出そうとすると40万くらいします。それに4Kの外部モニター、キーボード、マウスを導入しようとすると48万円はします。ここまで高いとお金持ちの人でも購入するのに相当な勇気が要りそうです。
しかし、M1チップの登場で大きく変わりました。本体、4Kモニター、キーボード、マウス込みで大体27万円くらいです。iMacと変わらない価格になりました。これなら持ち運びのできるMacBook Proと外部モニターを組み合わせる人が増えるかもしれません。僕もこのスタイルを採用して最高の作業環境を構築予定です。
外観
上から見た画像
上から見た時の画像です。やっぱりMacはかっこいいですよね。昔はリンゴマークが光っていたらしいのですが、今は光らずに鏡面加工がされています。昔はThe Macって感じのデザインだったのですが、今はキラッと光が反射してこれもまた良き。
キーボード、トラックパッド
キーボード面の画像です。(キーボードが汚くてすみません。)標準的な日本語配列の配置で打ちやすいです。ただストロークはかなり浅い(1mmくらい)ので好みが分かれるでしょうか。ちょっと前までのバタフライキーボードは絶望的に打ちづらいらしいですが。このサイズのWindowsパソコンだとキーピッチが狭かったり一部のキーが小さかったりで打ちづらいんですよね。Enterキーも大きくて押しやすいです。矢印キーも逆T字型で見なくても打てます。打鍵音は動画を撮ったので是非ご覧ください。
Touch Barは正直いらないです。使用頻度の高いEscキーが独立しているのは良いですが、MacBook Airのようにファンクションキーであって欲しかったです。今年のMacBook ProはTouch Bar廃止という噂がありますがね。
トラックパッドはとてもでかいです。でかいだけでなく、感圧トラックパッドでどこを押しても反応して、しかもとても滑らかなので使っていて心地がいいです。
MacBook Pro 15・16インチやMagic TrackPadはさらに大きいサイズになっていますね。
開いた時の画像、画面のチェック
開いた時の画像です。スタイリッシュでかっこいいです。やっぱり黒とスペースグレイの組み合わせはいいですね。
画面ですが、13.3インチと小型にもかかわらず、16:10で縦が長いのでWebページが見やすいです。16:9の13.3インチより明らかに見やすいです。画面解像度も2560x1600と高く、文字や画像が綺麗に見えます。もちろんIPS液晶なので発色もとても良いです。悪いところをあえてあげるとすればちょっとベゼルが太いかな...そこだけです。フルモデルチェンジしたら16インチみたいにベゼルを細くして14インチ化してほしいところです。最近のモバイルノートは14インチの大画面が増えてますよね。Macもその波に乗ってほしいです。
画面を消した時
指紋がついていてすみません。
液晶のベゼルの黒色とマッチしていて真っ黒で非常にスタイリッシュです。少し枠のスペースグレイが出ているのもいいアクセントになっています。
比較
次に、みなさんがよく選ぶような機種と比較していこうと思います。比較対象は、
- MacBook Air
- MacBook Pro 13インチ Intel版 上位モデル
- Mac mini
必要に応じて読み飛ばしてください。
MacBook Air
結論
みなさんが一番よくされる比較だと思いますが、先に結論を言います。
動画編集(特に4Kや60fps動画)などの重い負荷がかかる作業を日常的にする、または5年以上の長期にわたって使い続けていくならMacBook Pro、そうでないならMacBook Airで十分です。
ディスプレイ
MacBook Pro / Airともに2560x1600の13.3インチRetina液晶です。
AirはM1になって高色域(P3)に対応しました。それにより正確な色を表示する必要があるデザイン系などに有利になりました。ただ、一般ユーザーには違いは分かりにくいと思います。僕も違いは分かりませんでした。
輝度はAirが400ニト、Proが500ニトです。これも正直あまり違いが分かりませんね。外の逆光の中使うのであればProの方が若干有利になる程度でしょうか。
CPU
どちらもApple M1です。高い水準でまとまっています。Airは税込11.5万くらいから買えるので値段にしてはすごくお得です。
GPU
ここが少し違います。Airは7コアモデルと8コアモデルが存在しており、7コアの方が8コアより10%程度性能が劣ります。個人的には7コアでいいと思ってます。Airを買うような人はグラフィックを多用する作業をあまりしないと思うので7コアの方が5000円安く買えるのでいいと思います。ただ、後悔が少ないのは8コアモデルです。長く使いたい人や重い作業をする(かもしれない)人はAirの8コアモデルかProを選びましょう。
メモリ
どちらも8GB、16GBが用意されています。
これは長く使うのであれば少しこだわるべきです。僕はIntelチップの頃は16GB一択!と思っていたのですが、Apple シリコンになってから少し選び方が変わりました。
今まではマルチタスクをしない、簡単なことしかしない、2〜3年使えればいいという人以外は個人的には16GBが必須だと思っていたのですが、AppleシリコンはMacに最適化されているのでメモリも少なくてすみます。ただ、16GBが必須な人の方がまだまだ多いと僕は感じます。特にメインマシンとしてバリバリ毎日使っていく人は。僕もMacでYouTubeで長い動画を見ていたときにSafariが重くなって最終的には再読み込み、これがストレスでした。メモリ16GBなのに、ですよ。
なので、迷ったら16GBを選んでおいたら間違い無いでしょう。安く済ませたい人やサブマシン用なら8GBで大丈夫です。
SSD
Air / Pro共に、256GB / 512GB / 1TB / 2TBが用意されています。
256 → 512で+2万円、512 → 1Tで+2万円、1T → 2Tで+4万円です。
MacBook Pro 13インチ Intel版 上位モデル
結論
意外と迷っている人がいるかもしれませんが、結論を言います。
M1チップを買いましょう。どうしてもWindowsを動かす必要がある、ポートが4つ必要ならIntel版を選ぶ。正直今からIntel版を買うメリットは何一つないかもしれません。ポートが4つほしい人は14インチ?の上位版を待てばいいだけの話です。
ディスプレイ
両者ともに2560x1600の13.3インチRetina液晶です。液晶品質は変わらないでしょう。
CPU
M1はそのままApple M1、IntelはCore i5-1038NG7かCore i7-1068NG7です。気になる性能差ですが、圧倒的にM1の方が優秀なようです。Geekbench 5ではシングルはM1が1700程度で、Intelが1100程度です。マルチはM1が7500程度、Intelが4200程度です。倍近い性能差がありますね。起動時間などでも普段使いで快適なのはやはりM1です。
GPU
M1はApple M1の内蔵チップ、IntelはCore i5(i7)内蔵のIntel Iris Plus グラフィックスです。
どちらも内蔵グラフィックスですがM1の方は外部グラフィックスに割と近い性能があります。ただ、所詮は内蔵なので外部と比べると当然しょぼいです。
メモリ
M1は8GB,16GBですがIntelは16GB,32GBです。どうしてもメモリが32GB必要という用途でなければ16GBでも事足りるのでM1の16GBを一番お勧めします。
SSD
Air / Pro共に、256GB / 512GB / 1TB / 2TBが用意されています。
256 → 512で+2万円、512 → 1Tで+2万円、1T → 2Tで+4万円です。
Mac mini
結論
みなさんが一番よくされる比較だと思いますが、先に結論を言います。
予算があるならMacBook Pro+USB-Cモニターなどで良いと思います。安く済ませたい(8万円くらい)&持ち運びしない、自分が持っているモニター、キーボード、マウスを使い回したいならMac mini。性能差はないので持ち運びするか、
ディスプレイ
MacBook Proは2560x1600の13.3インチRetina液晶です。
Mac miniはデスクトップなので当然モニターはありません。外付けモニターを購入しましょう。24インチフルHDで約1.5万円〜、27インチ4Kで約3万円〜です。 MacBook Proにもモニターを接続することはできますが、コストがかかります。お金に余裕がある人向け。
CPU
どちらもApple M1です。高い水準でまとまっています。Mac miniはモニターなど含め税込10万くらいから買えるので値段にしてはすごくお得です。
GPU
どちらも8コアGPUで性能差はないです。
メモリ
どちらも8GB、16GBが用意されています。
SSD
Pro / mini共に、256GB / 512GB / 1TB / 2TBが用意されています。
256 → 512で+2万円、512 → 1Tで+2万円、1T → 2Tで+4万円です。
まとめ
初めてのMacですが、とても完成度が高く、良い製品を掴み取ることに成功しました。よかったです。これから長年のMacユーザーになっていきそうですね!
同時にLogicool MX Keys、Dell U2720QM、Magic Trackpadを購入したのでそれもレビューしていこうと思います。お楽しみに。
それでは、さようなら!
21:36 yuta